著者 |
ページ数 |
クチコミ評判 |
中村うさぎ |
122ページ |
★★★★☆ |
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エッセイの女王、中村うさぎの新作描き下ろし小説が電子書籍で読める!
最近映画監督松本人志の「大日本人」を酷評し話題になった中村うさぎの作品です。
主人公、緒方千鶴は29歳。
何事にも全力投球な彼女だが、3年付き合っていた彼氏に振られてしまい、それは更にエスカレート。仕事も恋も頑張りたい、欲張りで貪欲で少し暑苦しくもある千鶴。空回りをして落ち込んで、自分に自信が無くなって・・・それでも前を向いて生きていかなくてはならない。千鶴を取り巻く人間関係や母親に対する思いが交差し、千鶴はどのような人生を送るのか?
女とは・・・?
結婚とは・・・?
幸せとは・・・?
私らしさとは・・・?
どの時代の女性も共感できるこの物語。転んだままの人もいれば、タダでは転ばない人もいる。自分らしく生きることの意味や大切さを千鶴が教えてくれます。
女友達と話しているような感覚で読めてしまうこの本は、これまでと変わらない中村うさぎさんの口調が健在。リアルすぎて、笑えたり、納得したり、ちょっと涙ぐんだり。女の在り方に対して模索してきた中村うさぎが出した結論とは・・・!
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